この前も「米大学乱射事件」についてちょっと書いたんだけど・・・。

今日、こんな記事を読みました。

(以下asahi.comから抜粋)
警察庁によると、昨年1年間の拳銃(拳銃様のものも含む)使用事件は185件で、04年の277件から2年連続の減少。このうち、殺人(未遂含む)は21件、強盗(同)は97件だった。検挙件数は33件で、このうち、容疑者が暴力団関係者だったのは23件だった。
 また、昨年1年間の発砲事件は53件、死傷者数は19人で、それぞれ5年前の約3分の1と過去最少だった。暴力団関係者によるものが6~7割を占めているという。


これを読んで、日本ってなんて安全なんだろう!!と思っちゃった。
暴力団関係者「以外」の、一般人が容疑者とされる銃使用事件は、
たったの10件!!

人を殺せる道具(拳銃)を入手できてしまうという社会自体が、そもそも色々な事件を招いてしまっているのでは?と思う。
今日CNNで、
「Choは銃を購入する際のbackground checkをちゃんとパスしていた」
とか言ってたけど、background check云々が問題じゃないのでは?
今回の犯人Choは自分で銃を購入してたけど、こんなのbackground checkをパスできない人でも、誰かに頼めば購入可能なわけで・・・。
つまり、「購入可能な社会」ということ自体が問題なんだと思う。

NRA(National Rifle Association/全米ライフル協会)とかもあって、スローガンは何と、
「人を殺すのは人であって銃ではない」
って・・・。アホか。困った

何か、「銃を持つのは護衛のため」とか、色んな理由があるんだろうけど・・。
私達は日本で自分を保護するために「まず拳銃ねドクロ」とか考えないし、考える必要がないよね。
だって、「銃を持ってること」が普通じゃないんだもん。
「お前が持ってるなら、俺も持つぜ」
みたいな状況・・・怖いね。

話がズレるけど、これって「核保有国」とかの問題とも似てる気がする。
「お前が手放さないなら、俺も」
という・・・。

両方とも奥深い問題で、そんなに簡単に解決できればこんな悲しい事件は起こらないんだろうけど・・・。
答えは「持たない」というsimpleなものなのに、それを実行するのって難しいんだね。
・・・と、まじめに考える金曜の午後であった・・・。本