みかんタイトルみかん
Marie Antoinette (マリー・アントワネット)
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みかん主な出演者(その他の出演作)みかん
・マリー・アントワネット:キルスティン・ダンスト(スパイダーマン
・ルイ16世:ジェイソン・シュワルツマン(奥様は魔女
・フェルゼン伯爵:ジェイミー・ドーナン(CKやディオールのモデル)

みかんお勧め度みかん
☆☆☆☆

みかん感想みかん
マリーアントワネット生誕250年を記念して作られたこの作品。
自国のオーストリアのため、フランスのルイ16世の元に嫁ぐことになったマリーアントワネット。
弱冠14歳で結婚、そして18歳で王妃に即位することになった・・・。
と、マリーアントワネットについては知ってる人もたくさんいるんじゃないかな。
ベル薔薇バラファンの私としては、この映画、ちょっと期待してたんだけど・・・困った

やっぱり、国民から愛され、憎まれ、現在においても人気がある歴史上の人物の人生を、たったの2時間で描くのが難しかったのかな。
「歴史物」としても、「恋愛物」としても、どれ1つとってもイマイチ中途半端な感じに仕上がっているような・・・。
多分、ベル薔薇バラと比較しちゃってる自分がいるからかもしれないけど。

どこかのレビューでは、「2時間ファッションショーを見てるみたい」って書かれてたみたいだけど、確かにそんな感じ。
本物のベルサイユ宮殿で撮影されたこの映画には、パステルカラーの、女の子らしい色合いのドレスやシューズ、そしてお菓子いちごがワンサカワンサカ・・・

全てを手に入れられたのに、本当に欲しい物は手に入れられなかったマリーアントワネットの葛藤を、キルスティン・ダンストが好演しておりました。
彼女、物凄い美人ではないんだけど、何か魅力的で好きなんだよね。

ちなみに、彼女が恋に落ちたフェルゼン伯爵役のジェイミー・ドーナンはダレン君と同じ北アイルランド出身だそうな。
そして、さらにどうでもいいことなんだけど、私は1度ベルサイユ宮殿を訪れたことがあるんだけど、大昔で記憶が薄れちゃってるの。
ただ1つ、建物のすぐ外で、おじいさんが血を吐いてるのを目撃してショック、そっちの印象が強いくらい。
この映画を見てるときも、「あ、この場所、吐血ポイントだね」とか思ったりして・・・。

テーマソングからロックでポップな感じで始まるこの映画は、歴史的人物を見ようと思って見始めるとビックリしちゃうかも。
ヴァージン・スーサイズ」を思い出させる、ソフィアコッポラ監督らしい、女の子向けの映画だった。

またベル薔薇読もっと音符